皆さんこんにちは、小崎です。
今回は、
【学生指揮者必見!】学生指揮者の役割はたった1つだけ!
というテーマでお話ししていきます。
この記事は次のような人に向けて書きました。
何をしたらいいか、どうやって進めたらいいかわからない。
わからないから辞めたい、と思っている。
今回の記事を読むと、
学生指揮者の役割が明確になり、
何をすればいいのかわかるようになります。
コンクールやコンサートの本番では別の指揮者(正指揮者)が指揮を振り、 練習の時にのみ指揮を振る人のことを指しています。
僕はこれまで、
20人以上の学生指揮者を指導してきました。
これらの経験から見えた学生指揮者のエッセンスを紹介していきます。
学生指揮者の役割はたった1つだけです。
それは、
です。
その理由を解説していきます。
初めにも述べましたが、
この記事の中で使っている学生指揮者とは、
練習の時にのみ指揮を振る人のことを指しています。 つまり、 学生指揮者 ≠ 本番で指揮を振る指揮者 という形に限定して話を進めていきます。
理由なのですが、
そもそもなぜ学生指揮者の存在が必要なのか?
を考えていくと見えてきます。
正指揮者だけではなく、
学生指揮者を置く理由としては、
・そもそも正指揮者が忙しくていつも楽団を見られない
・楽団員たちで考えて音楽を作って欲しい
・学生指揮者にリーダーシップを発揮して欲しい
と言ったことが挙げられますが、
一番の理由としては、
・そもそも正指揮者が忙しくていつも楽団を見られない
のパターンが多いです。
だから、
ある程度の段階まで曲を仕上げてくれる学生指揮者がいると正指揮者はめちゃくちゃ喜びます。
では、具体的に何をすればいいのかをここでは2つ解説していきます。
2、整える
まず、
1、正指揮者(本番で振る指揮者)とコミュニケーションをしっかり取る
ですが、
これが全てといっても過言ではありません。
なぜなら、
学生指揮者役割はたった1つだけで、
【正指揮者(顧問の先生)が本番で思い通りの音楽ができる環境作り】
だからです。
そもそも正指揮者が、
今の楽曲・楽団をどのように作り上げていきたいのか?
ということを理解していないとどうなるか。
例えるなら、
目的地の定まっていない道を、
楽団のみんなを引き連れて歩いている状態になってしまいます。
こんな状態で連れ回された楽団のメンバーからは、
・まだ着かないの?
・どこに向かってるの?
・これ意味あるの?
なんていう不満が出てきます。
そして最悪の場合、
“こんなんだったら一人で練習してる方がマシだ!”
って言われてしまいます。
そうならないためにも、
学生指揮者は、
正指揮者の求めるゴールに向かってみんなを導いていく必要があります。
ここで、みんなを引き連れる時の目印があるとみんな安心して付いてきてくれるようになります。
その目印となるのが、
2、整える
ということです。
何を整えるのかですが、
ザーッと挙げていくと、
こういった内容になります。
数ある要素の中から何を優先して整えていけばいいのか?
それは、正指揮者の優先順位に従ってください。
正指揮者の好みによって、
音程を優先する人もいれば、アインザッツを優先する人もいます。
だからこそ、なおさら、
正指揮者(本番で振る指揮者)とコミュニケーションをしっかり取る
ということが重要になってきます。
とは言え、
正指揮者がそこまで明確にゴールを定められていない場合もあります。
そういうときはどうしたらいいのかは、
また別の記事で詳しく書いていきますが、
ポイントを1つだけ言うと、
ゴールが不明確な正指揮者に対して
どう言う音楽にしたいかを聞きまくる
聞きまくってください(笑)
そうすると、
相手は嫌でも深く考えるようになってゴールが明確になってきます。
それくらい正指揮者の意図を読み取るのが大事です。
繰り返しになりますが、
学生指揮者の役割はたった1つだけで、
しっかりと正指揮者とコミュ二ケーションをとって、
学生指揮者の役割を楽しみましょう!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 【正指揮者(本番で振る指揮者)が本番で思い通りの音楽ができる環境作り】
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
何か感想・ご意見等ありましたらメッセージよろしくお願いします。