【表現力を高めるためにはどうすればいいのか??】

意識の使い方

皆さんこんにちは、小崎音楽教室代表の小崎です。

新年あけましておめでとうございます。

かなり久々の更新となりましたが、

本年もよろしくお願いいたします。

さて2020年最初の投稿としては、

【表現力を高めるためにはどうすればいいのか??】

というテーマでお話ししていきます。

音楽をやっている以上、必ず必要となる力の一つ、

それが表現力です

そもそも表現とは、何なのか?

辞書で調べてみるとこのように出てきます。

内面的・精神的・主体的な思想や感情などを、外面的・客観的な形あるものとして表すこと。

また、その現れた形である表情・身振り・記号・言語など。

三省堂 大辞林 第三版 より

そして、

表現力とは、「表現する能力」を意味する言葉。

つまり、

表現力がある人というのは、自分の感情や思考を表現するための能力を持っている人を意味します。

喜び、嬉しさ、悲しみなど、色々な感情を言葉や表情で豊かに表現できるのが特徴です。

今回はまず、この『表現』という言葉に注目していきたいと思います。

表現とは、読んで字の通り『表(オモテ)に現れる』ということです。

『表(オモテ)に現れる』、この『オモテ』というのが大きなポイントになります。

表(オモテ)があるということは裏(ウラ)があるということです。

では、ここでいう裏(ウラ)とは一体何のことなのでしょうか?

その答えは、先ほど紹介した表現の辞書的な意味から見出すことができます。

内面的・精神的・主体的な思想や感情などを、外面的・客観的な形あるものとして表すこと。

また、その現れた形である表情・身振り・記号・言語など。

三省堂 大辞林 第三版 より

先ほどのおさらいですが、

この説明そのものがオモテとウラの関係をそのまま書いてくれています。

表(オモテ)
外面的・客観的な形あるものとして表すこと

裏(ウラ)
内面的・精神的・主体的な思想や感情など

言い換えると、

目に見えない部分(=裏)を、目に見える形にかえることが表現であると言えます。

つまり何が言いたいかというと、

表現力を高めたい!

って思ったときに、一番大事になるのが

目に見えない裏(ウラ)の部分だということです。

そもそも表現しようとする裏(ウラ)の部分がないのに、

それを表(オモテ)に出すということ自体できません。

そのため、僕が生徒さんに表現力に関してレッスンをするときに一番大事にしているのが、

この裏(ウラ)の内面の部分。

今現在、表現できているかどうかは全く問題ではありません。

そんなことよりも、

・この曲をどういう風に感じているか?

・この曲をどのように演奏したいか?

つまり、

表現しようとしているものが明確になっているか?

ということのほうが圧倒的に大事なのです。

今後ますますAI化が進み、

表現でいう表(オモテ)の部分をやってくれるものはどんどん増えてくると思います。

しかしながら、

裏(ウラ)の部分、つまりヒトの内面的なココロの部分、

これは人間一人ひとりにしか出せません。

ここに100人の同じ演奏技術を持った音楽家がいるとします。

この音楽家たちは、同じレベルの演奏技術があったとしても、

裏側にあたる趣味志向・価値観・好き嫌いは100パターンに分かれます。

この裏側の違いが表現の違いとして表(オモテ)に現れてきます。

その裏(ウラ)にあたる心をしっかり見つめて、

それを表(オモテ)に出せる人というのが本当に表現力がある人です。

そのため、

これからはますますこの心を磨いていけるかということが大事になってきます。

じゃあどうすればこの心を磨いていくことができるのか?

次回の投稿でこれを詳しく紹介していきます。

本日のまとめ
表現力を高めるためにはどうすればいいのか?

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表現の裏(ウラ)側にある心を磨く

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

何か感想・ご意見等ありましたらメッセージよろしくお願いします。