【相手の能力・才能を引き出すこと”だけ”を考えられるか?】

レッスン

 

皆さんこんにちは、小崎音楽教室代表の小崎です。

今回の記事は、

指導者の方や部活の上級生向けの内容になってます。

学生指揮者の生徒さんや、

吹奏楽部の部長さん・パートリーダーさんからの相談で、

ダントツに多いのが、

「パート内に(楽団内に)自分より上級生がいて、気を遣ってしまって気になることとか言えないです」

「パート内に(楽団内に)自分より演奏がうまい人がいて、その人には何も言えないです」

この相談です。

今回の相談
⑴自分より年上・目上の人にどうやって指導したらいいのか?

⑵自分より演奏がうまい人にどうやって指導したらいいのか?

 

まとめるとこうなるのですが、

この⑴と⑵のどちらとも、

実は解答は同じです。

というのも、

僕自身が過去にこの悩みをずっと抱えてきたからです。

僕は18歳の時に指揮を振り始めて、

学生から社会人、そしてプロの方とも一緒に音楽をしてきましたが、

その時に演奏していた人たちは、

ほぼほぼ年上・目上の人たちばかりでした。

そして楽器に関しても、

当時は演奏に悩みまくって全然音が出なくなってた時期でありながら、

指揮者・音楽監督として指導しなければなりませんでした。

さらには、

自分で音楽教室を立ち上げてからは、

より年齢の幅も広くなり、

(4歳〜60歳)

さらには、

レッスンを受ける人のレベルの幅も広がり、

(初心者〜プロのソリスト)

もっというと、

レッスンの対象楽器も大幅に増えました。

自分で音楽教室を始める頃までは、

ずっとこのことに悩んでました。

自分は指導してるけど、

自分自身音楽の教育を専門的に受けたこともないし、

音楽高校や音楽大学に行ったわけでもない。

でも、僕の指導を受けている人の中には音楽大学出身者もいるし、

自分より楽器経験が長い人たちばかりだ。

そんな人たちに自分が指導してていいのだろうか?

こんなことをずっと考えていました。

特に、

自分が音楽大学に行っていないということが長い間ずっとコンプレックスになっていました。

この根深い悩みからどうやって解放されたのか?

それは、

相手の能力・才能を引き出すことだけに目を向ける

ということができるようになったからです。

これが出来る前の僕は、

・こんなこと僕が言っていいのかな?

・僕がいう資格あるのかな?

とか考えていたのですが、

それって、

相手のことを気遣っているようで、

相手のことを何も考えてないんですよね。

考えてるのは、

自分がどう思われるか

ということだけ。

そもそも指導を受けるときの受ける側の気持ちを考えると、

何かしらの課題をクリアしたくて受けてるわけなので、

それの課題がクリアできるなら言われたことを飲み込んで実践しようとします。

それなのに、

当時の僕はそこに目が行かず、

自分のことばっかり考えてしまっていました。

でも、

音楽教室を自分で立ち上げてから、

お金をいただいてレッスンをするようになり、

何がなんでも結果を求められるようになってから変わりました。

お金をいただいている以上、

相手が望む以上の結果を出して、

相手に喜んでもらわないと!!!

そうしてレッスンに臨むと、

自分のことを考えてるヒマがなくなっていました。

常に考えているのが、

目の前の生徒さんの能力・才能を引き出すにはどうしたらいいか?

ということです。

つまり、

思考の軸が、

自分軸から相手軸に完全にシフトしました。

変わったことは本当にこれだけです。

自分軸から相手軸に完全にシフトすると、

自分が相手からどう思われるのかをまず考えなくなります。

そんなことを考えてる時間がもったいない!

そんなことより、

どうやったら相手の能力・才能を引き出せるか?

ホントにそのことしか考えなくなります。

ここに少しでも自分軸の意識(遠慮や引け目など)があると、

相手には違和感があるカタチで伝わってしまい、

結果的に無駄な時間を過ごすことになってしまいます。

冒頭での相談があったときには、

毎回この話をするようにしています。

僕自身が指導の場面において、

過去一番悩んできたことかもしれません。

それでも意識の注意点を、

自分軸から完全に相手軸にシフトすることの重要性に気づいてから、

成果の出方も大きく変化しました。

そもそもプロ野球を見てみても、

監督にしろコーチにしろ、

選手としての実績がほとんどない人でも、

名監督・名コーチと呼ばれる人はいます。

自分の演奏技術と相手を指導する能力は全くイコールではないです。

僕はトランペットしか吹けないですが、

僕の生徒さんの中には、

ピアノ・声楽・ドラム・コントラバスなど、

僕が全くできない楽器の生徒さんも多くいます。

それでもそれぞれの生徒さんに対して指導できますし、

それぞれ上達していっています。

まとめると、

指導時のポイント
どこに意識を向けて指導するのか?

自分軸なのか?

それとも相手軸なのか?

誰のために何のために指導しているのか?

これを深く深く問い続けていけば、

相手の能力・才能をどうやったら引き出せるか?

というところに行き着きます。

 

 

ですので、

指導の現場で悩んでいる方がいるなら、

自分軸から相手軸にシフトして、

相手の能力・才能をどうやったら引き出せるか?

ばっかり考えられるようになると、

また新しい景色が見えてくるかもしれません。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

何か感想・ご意見等ありましたらメッセージよろしくお願いします。

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