皆さんこんにちは、小崎音楽教室代表の小崎です。
今回は僕自身の話をさせていただきます。

僕は高校からトランペットを吹き始め、
そのまま大学進学後も学内の吹奏楽部や、
一般のオーケストラでトランペットを吹いていました。

しかし、
大学1年生のときから指揮を振り始めたこともあり、
徐々にトランペットを吹く時間は少なくなり、
大学を出た後は、
ほぼ全く吹いていませんでした。
バンド指導や個人レッスンのときに、
本当にたまに楽器を吹くくらいで、
(年に1〜2回くらい)
奏者としてはどこにも属していませんでした。
しかし東京に来て、
今年の5月末から都内の吹奏楽団に入団し、
トランペット奏者として復帰しました。
気がつけば約7年間、
トランペット奏者から離れていました。
そして、
奏者として復帰してから、
ちょうど3ヶ月が経ちました。
今回はこの3ヶ月間、
試行錯誤しながらやってきたことや気づいたことをまとめていきます。
とりあえず、
入団前にやったのが
新たにマウスピースの購入でした。

大学一年生のときからずっと使っていたマウスピースもありましたが、
気分も変えようと思って思い切って購入しました。
そして、団員となって、本格的に楽器を吹くようになったのですが、
復帰当初は、次のような感じでした。
・自分の音がどんな音で周りに聴こえているのか全然わからない!
・全然息が通らない、楽器が鳴らない
・タンギングをすると特に音が外れる
・イメージに対して全然身体がついてこない
・音程が超絶悪い
・合奏が楽しい
・ミュート、譜面台がない
・周りとアンサンブルする余裕が全くない
・そもそもどんな音で吹きたいんだっけ?
・身体のあちこちがすぐにバテる
・でも楽器を吹くと気持ちいいし、その後のお酒が美味しい
・なんとかhighB♭がかすかに当たるかな?
こんな状態からスタートしました。
まず復帰後に取り組んだのが、
音色のきれい汚いは一旦横に置いておいて、
音がしっかり飛ぶように・鳴るような状態に持っていこう。
ということでした。
そもそも身体がトランペットを吹く用にセッティングされてないので、
トランペットが吹ける体づくりも同時並行でスタートしました。
なので復帰当初は、
徹底的に息の筋トレと腹圧を高めるトレーニングを行いました。

これで楽器が吹ける体が出来てくると、
音も出やすくなるだろうとアタリをつけていたのですが、
思ったよりも成果が出ませんでした。
そこで、次の策を打とうと思って、
イメージがもっと明確になれば、
そのイメージに対して身体がきちんと反応してくれるはずだ!
ということで、
・そもそもどんな音で吹きたい
というところを明確にしていきました。

これで楽器を吹くとどんな変化があるか?
というところを観察していたのですが、
確かに変化はあるけどそこまでめちゃくちゃ変化を感じるほどではない。
そして、また次の策を練ることに。
策を練ってる最中に、
ものすごく当たり前のことに気づきました。
うん、これだ。
よし、毎日楽器を吹こう!!

当たり前のことなんですけど、
7年ぶりに楽器を吹くということは、
初心者がゼロから楽器をスタートさせるのと同じことなのに、
その初心者が毎日少しでも楽器に触れてないと上手くならないですよね。
ということで、
毎日家でも楽器が吹けるようにサイレントミュートを購入し、

毎日5分でも10分でもいいから楽器を吹くようになりました。
そして、毎日練習するようになって10日が経った頃、
ヘルペスが出来てしまいました。

ヘルペスが出来ても吹けるかな?
ということで合奏にも参加して演奏にチャレンジしましたが、
全然音が出なかったですし、唇から出血していました。
この時の教訓から、
ヘルペスが出来たり唇が腫れている時は、休むべし。
そんなこんなもありながら3ヶ月経ち、
今の一番の課題はアタック(タンギング)です。
この、
目の前の課題をクリアにしていくことももちろん大事なのですが、
この3ヶ月間、
奏者に復帰して一番大事だと改めて気づいたことは、
ということです。
何事でも本当にそうですよね。
そこに気づいたこともあり、
ブログを書くのを再開しました。
なので、
これからの3ヶ月間は、
毎日コツコツと技術を磨いて積み上げることを意識して楽器を吹いていきます!
また3ヶ月後にこのような形でまとめてみたいと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
何か感想・ご意見等ありましたらメッセージよろしくお願いします。