【クラリネット演奏における右手親指と猫背の関係性について】

カラダの使い方

皆さんこんにちは、小崎音楽教室代表の小崎です。

今回の記事のテーマは、

【クラリネットの構え方と姿勢】

についてです。

今回はクラリネットの構え方と姿勢にフォーカスしてお話していきます。

吹奏楽部のバンドレッスンに行った際、

どこの吹奏楽部も一番人数が多いのが、

クラリネットパートです。

そして、

クラリネットパートのことで

指導者の方や学校の先生、パートリーダーさんからよく相談されるのが、

・クラリネット奏者の姿勢

・速い指回し

・音色の方向性

についてです。

不思議なことに、

どの学校・団体に行っても、

クラリネットパートの中に必ずと言っていいほど存在するのが、

背中と腰を丸めて吹いている人です。

俗に言う、

猫背の姿勢で吹いている人です。

 

僕の経験上、

クラリネットを吹いてる人が一番猫背の姿勢で吹いてる割合が多く、

次にアルトサックス、トランペットと続いていきます。

なぜBクラリネットを吹いている人に猫背の姿勢になってしまう人が多いのか?

その原因として、

クラリネットという楽器が、

まっすぐにタテに下へ伸びているという形状と角度が関係あるのではないか

と考えています。

今回は、

この原因と対策について、

・意識の使い方(メンタル面)

・身体の使い方(フィジカル面)

この2つの視点から紐解いていきます。

まず意識の使い方(メンタル面)からみて解説すると、

クラリネットは、

ベルが下に向いてるので、

息の角度を下にイメージして、

息を出すという人が多くいます。

その時の、

下に下に!

という意識が、

どんどん背中と腰を丸めて、

猫背の姿勢にしている可能性があります。

次に身体の使い方からみて解説をすると、

ほぼほぼ次の2パターンです。

⑴右手の親指に頭の重さがかかっているパターン

(頭部が下がりすぎている)

⑵楽器の重さ・重力に負けて右手の親指が定位置より低くなっているパターン

これら2つのパターンの共通点は、

右手の親指の使い方になります。

クラリネット奏者なら、

先輩や先生から口酸っぱく言われたことがあるであろうし、

教則本にも絶対に書いてあるのが、

『右手の親指で楽器をしっかり支えなさい』

ということです。

クラリネット本体を支えるのは、

基本的に右手の親指です。

それぞれのパターン別に内容をみていきます。

⑴右手の親指に頭の重さがかかっているパターン

(頭部が下がりすぎている)

このパターンの場合、

右手の親指に、

楽器の重たさ頭の重さ

これら2つの重さが加わっていて、

右手の親指の負担が大きくなっている状態です。

より詳しく説明すると、

右手の親指を、

十分に自分の顔に持ってこれていないから、

自分から背中と首と腰を、

マウスピースの方に迎えに行ってしまって、

猫背になってしまう状態です。

次に、

⑵楽器の重さ・重力に負けて右手の親指が定位置より低くなっているパターン

このパターンの場合、

次のような原因が考えられます。

・長時間楽器を吹いていて、右手の親指への負担が大きくなって右手の親指の位置が下がっている

・そもそも右手の親指への負担が大きくなりやすい身体の使い方をしている

(右手で楽器を支えようとして右肩が上がっている)

こうやってみていくと、

クラリネット演奏における右手の親指の重要性がとてもよくわかります。

まとめるとこうなります!

右手の親指の位置が低くなると、

結果的に猫背になる可能性が高くなる

じゃあ、

右手の親指をうまく使うにはどうしたらいいのか?

それには

ものすごくシンプルなアイデアが2つあります。

2つのアイデア
1つは、

・飲み物が入ったペットボトルを右手で持ってそれを飲む、というイメージで右手を自分に近づけてやる

もう1つは、

・右手の親指を自分の唇に持ってくるイメージで、楽器を口に持ってくる

ということです。

この2つのアイデアのポイントとしては、

・楽器を自分に近づける

・自分から楽器をくわえにいかない

(マウスピースが口の中に入ってくるまで待つ)

・右手の親指をしっかり顔に持ってくる

といったことです。

イメージがわきにくかったら、

実際にペットボトルを右手で持って飲んでみたり、

楽器を持たずに右手の親指を唇に持ってくる動作をやってみると、

楽器を持ったときに、

右手の親指が楽器を楽に支えてくれるのを体感しやすくなります。

クラリネット奏者(サックス奏者)にとって、

右手の親指の使い方は、

ラクに演奏できるかどうかに重要な役割を果たす。

吹いてて猫背だなーって人から言われたり、

なんか吹きにくいと感じることがあれば、

ちょこっと右手の親指を意識しながら試してみてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

何か感想・ご意見等ありましたらメッセージよろしくお願いします。

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