【金管楽器の適性と唇の関係性について】

カラダの使い方

皆さんこんにちは、小崎音楽教室代表の小崎です。

今回の記事のテーマは、

タイトルの通り、

【金管楽器の適性と唇の関係性について】

です。

ある時、

テューバを吹いている大学生に、

「何でテューバを吹いてるの?」

って聞いたところ、

「中学生の時の先生に、“君の唇の形はテューバ向きだね”って言われて決まりました」

また、

トロンボーンを吹いている高校生から相談されたのが、

「“君の唇は薄いから、トランペットに変わった方が絶対にいい”って言われたのですが、トランペットに変わった方がいいですか?」

ということ。

他にも僕自身、

高校二年生の時にプロのトランペット奏者にレッスンを受けた際、

「君の唇はトランペットよりもトロンボーンに向いてる」

って言われたことがあります。

こういったように、

特に日本では、

唇の形、特に唇の分厚さによって楽器の向き不向きを決める傾向が強いです。

唇が薄いと、

トランペットかホルン。

唇が厚いと、

トロンボーンかユーフォニアムかテューバ。

こういった分けられ方です。

この理論を採用している人に理由を聞いてみると、

次のような理由を説明してくれます。

唇分厚さ理論
金管楽器のそれぞれのマウスピースの大きさを考えると、

高音が出る楽器から低音が出る楽器になるにつれて、

マウスピースのサイズが大きくなっていくため、

そのマウスピースのサイズに唇を当てはめていくと、

唇の薄い人ほど高音を出すのに向いている。

一見スジが通っているような理論に聞こえます。

この、一見スジが通っているこの理論を、

世界の民族・人種で当てはめてみるとどうなるか?

唇が厚い傾向にあるアフリカ系の人たちは、

みんなトロンボーンかユーフォニアムかテューバが向いていて、

反対に唇が薄い傾向にあるロシア系の人たちは、

みんなトランペットかホルンに向いているということになります。

しかしながら、

世界を見渡してみると、

唇がめちゃくちゃ分厚くてめちゃくちゃトランペットが上手な人もいますし、

反対に、

唇がめちゃくちゃ薄くてめちゃくちゃテューバが上手な人もいます。

つまり、

結論を言うと、

唇の形状・分厚さと楽器との関係性は限りなくゼロ!

ということです。

ヒトは一人ひとり、

体格、骨格、性格や価値観が違います。

だから、

音楽家一人ひとりがいい音の出せる奏法というのは、

音楽家の数だけ存在します。

自分の唇の形状や分厚さは、

生まれ持ったものであり、変えることはできません。

あの犬のスヌーピーもこう言っています。

配られたカードで勝負するっきゃないのさ。」

(You play with the cards youre dealt..)

スヌーピーは、アメリカの漫画家チャールズ・M・シュルツ(1947-1999)の漫画「ピーナッツ」に登場する犬のキャラクター。

なので、

自分の唇にフィットする、

楽に演奏できる吹き方を見つけていく方が建設的です。

見方を変えてみよう!
自分は唇が分厚い(薄い)からこの楽器は合ってない。。。。

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自分の唇に合う吹き方はどんなのがあるだろう?

こういったところに意識の注意点を置いてやるだけで、

不思議と身体の過緊張が取れたり、

息の流れがスムーズになることがあります。

皆さんも、

自分の唇に合う吹き方を探す道中を楽しんでみてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

何か感想・ご意見等ありましたらメッセージよろしくお願いします。

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