皆さんこんにちは、小崎音楽教室代表の小崎です。
東京に来て約9ヶ月。

久々の記事投稿になります。
東京に拠点を移してからは、
四国で教室をやってたときと生徒さんの層が変わってきました。
四国でいたときは、
中学生・高校生で、楽器の経験年数が5年以内の生徒さんが多かったのですが、
東京に来てからは、
社会人で、楽器の経験年数が10年以上の生徒さんが増えてきました。
10年以上楽器を吹き続けてきた社会人の生徒さんたちは、
音楽経験が長い分、
当然楽器と向き合ってきた時間が長いわけで、
楽器演奏に関する知識やテクニックをたくさん知っている方が多いです。
しかし、、、、、
それらの知識やテクニックがあるにもかかわらず、
伸び悩んでしまう、、、
行き詰まってしまう、、、
初めてのレッスンの時に生徒さんの話を聞かせてもらうと、
こういった悩みを抱えてることが多いです。
そして、ほぼほぼこんな質問されるのが、
「正しい奏法ってどんな奏法なんですか?」
これ、めっちゃ聞かれます!
僕が考える正しい奏法とは、
という風に定義してます。
めちゃくちゃ当たり前の話なのですが、
ヒトは一人ひとり、
体格、骨格、性格や価値観が違います。
だから、
音楽家一人ひとりがいい音の出せる奏法というのは、
音楽家の数だけ存在します。
「この奏法をやれば絶対に上手くいくから!」
と言ったことを押し付けてくる教師もいるのですが、
この言葉を言い換えると、
↓
私はこの奏法で上手くいったからこれが(私にとって)正しい奏法だ!
(だからあなたもこの吹き方をしたら上手くなれるよ!)
こうなります。
その人にとってはピタっとハマる奏法だったとしても、
別の人が試すとピタっとハマらない奏法だった
なんてことしょっちゅうあります。
結局のところ、
どれだけ情報を収集したところで、
それを自分の中で必要か不必要かを振り分けられる能力を高めていかないと、
その人にとっての正しい奏法にたどり着く確率は限りなくゼロに近いです。
言い換えると、
正しい奏法は自分自身で見つけるしかないのです。
・〇〇オーケストラでトランペットを吹いてる△△さんが言うから正しい奏法なんだ
・教則本に書いてあることだからこれが正しいんだ
これは本当のことでしょうか?
本当にあなたにとって正しい奏法ですか? ・あなたが今採用してる奏法は、 あなたが楽にいい音が出る奏法ですか?
この2つの質問を定期的に自分にしてみることで、
そのときの自分にとって必要な練習や奏法が見つかりやすくなります。
どんな練習方法・奏法をやるにせよ、
すべて自己責任です。
だからこそ、
教本や指導者の言ってることを鵜呑みにせず、
自分で考えて選択していく必要があります。
どんなに見た目が悪かろうが、
楽器の角度が極端で、
アンブッシュアが不格好でも、
あなたが楽に吹けてるかどうか!
どんな人も初めは初心者からスタートします。
自問自答を繰り返しながら、
地道にコツコツと積み重ねていきましょう!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
何か感想・ご意見等ありましたらメッセージよろしくお願いします。