みなさんこんにちは、音楽指導者・指揮者 小崎の音楽教室代表の小崎です。
今回から2回に分けて【音楽とココロとカラダの関係】について話をしていきます。
まず、今回はココロとカラダの関係性からお話を進めていきます。
『ココロとカラダがつながっている』、ということを聞いたことがある人はいると思います。
ココロに余裕がないと、カラダが緊張したり固くなったりします。
その反対もそうで、ココロが緩むと、カラダも緩みます。
例えば、、、
大勢の人の前で演奏するときに、(ココロが)ドキドキして、(カラダが)固くなってしまった。
でも演奏を終えると、(ココロが)ホッとして、(カラダが)緩んだ。
お風呂に入る前は疲れていて(カラダが)重たくて、(ココロが)イライラとしていた。
でも湯船に漬かると、(カラダが)軽くなって、(ココロが)スッキリした。
という感じです。
このようにココロとカラダの関係はものすごく密接なものなので、どちらの要素からアプローチをしても、もう一方の要素に影響が出ます。
そのため、、、
カラダのアプローチからスタートしてもいいし、ココロのアプローチからスタートしてもいい
ということなのです。
じゃあ何のアプローチ方法をやっていけばいいの???
ということになってくるのですが、
今の時代、ココロへのアプローチ方法・カラダへのアプローチ方法は本やインターネットにたーくさんあふれています。
じゃあ、その多くあるアプローチ方法の中から、どれをやったらいいですか???
ということになるのですが、、、、
どのアプローチ方法が正解!ということはありません!!!!
その人一人ひとりによってココロの状態・カラダの状態が異なるので、当然といえば当然のこのなのですが、、
実際のレッスンの現場で感じることは、ほとんどの指導者の方のアプローチが、ココロかカラダのどちらかに偏っているということです。
今やっているアプローチ方法がいいとか悪いとかそういうことではなく、ココロへのアプローチ、もしくはカラダへのアプローチのどちらかに偏っていることが問題なのです。
これを別の表現で言うと、多くの指導者はココロかカラダのどちらかの視点しか持っていないということになります。
先ほどもお話ししましたが、一人ひとりのココロの状態・カラダの状態は異なります。
そしてココロとカラダは密接に関わり合って影響し合っている。
その上で、ココロとカラダという2つの視点から観察できるようになると、それだけでアプローチの仕方や見え方が変わります。
1つの視点から2つの視点へ!
見え方が変わるとホントに新たな気づきや学びがどんどん出てきます。
今日は【音楽とココロとカラダの関係】の中から、ココロとカラダの関係性についてお話を進めてきました。
そして、今回お伝えしたココロとカラダの関係性の、緩んだり緊張したりということで、驚くほど変化するのが『音楽』なんです!
次回は『ココロとカラダ』と『音楽』の関係性についてお話ししていきます。
感想・ご意見等ありましたらメッセージよろしくお願いします。