みなさんこんにちは、音楽指導者・指揮者 小崎の音楽教室代表の小崎です。
前回のお話で頭の中でイメージできているか?(=知的創造ができているか?)というテーマの中から【何のためにイメージするの?】というお話をさせていただきました。
今回は、引き続きの同じテーマの中から【何をイメージするの?】というお話をしていきます。
何をイメージするのでしょうか??????
レッスンの現場でこの質問をよくするのですが、これは本当にいろんな意見が出てきて面白いです。
これまでに出てきた答えとしては、、、
・理想の音
・風景
・曲のストーリー
・感情
・色
・人物
・動物
etc…..
本当に人によってさまざまです。
前回のお話で、
何のためにイメージするのかというと、それは頭で思い描いた通りの音楽をするため
ということをお伝えしました。
音楽をするため、ここが大きなポイントになります。
何をイメージするのか? 先に答えを言ってしまうと、、、、
その人が音楽をするために必要な要素全部!
ということになります。
その人が震える音楽ができればOK!
なので正解がありません!!!
えっ!?正解がないの!?!?なぜ~~~~!?
なぜなら、一口に『音楽』といっても一人ひとりがイメージしている世界観・価値観が異なるためです。
ヒトはそれぞれ歩んできた環境・人生・時間をかけてきたことが異なります。
あえていうなら、正解はその人の中にある!ということです。
言葉にできなくてもよくて、ただただ表現したい音楽を本人が『感じる』ことができたらいいのです!
『イメージを言葉にして、人に説明しなくちゃいけない!』、ということを思っている人がけっこう多いのですが、無理に言葉にしなくて大丈夫です!
【百聞は一見にしかず】
ということわざがあるように、100回説明するより1回音を聞いた方が情報量が多いし、伝わるのです!
時には仲間との曲作りの中で、言葉で説明することもあるかと思いますが、あくまで言葉は伝えるための1つの手段でしかありません。
皆さんは音楽家なので、言葉よりも音で表現することが圧倒的に大事です!!!
ということで、今回は【何をイメージするの?】ということでお話を進めてきました。
何をイメージするのか?
それは、
その人が音楽をするために必要な要素全部!
です!!
これがイメージできたら正解というのはないので、自由に楽しんでイメージを膨らませながら音楽を楽しんでみてください。